ちょくルート Magazine

  • 2018/05/09
  • ちょくマガ編集部

第1回 ちょくルート採用を実践してみよう「そもそもちょくルートって何?」

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scene:002 「これからの採用手法、ちょくルートとは?」

求人媒体についてのアドバイスを聞きたかった山田くんでしたが、片岡先輩はなぜか「自社採用サイト」の話を始めます。大学時代から、どんな相談事にも親身になって耳を傾けてくれた片岡先輩です。半信半疑ながら、先輩の言う「ちょくルート」なる採用手法について、聞いてみることにしました。

山田くん
先輩、その「ちょくルート」って何なんですか?

片岡先輩
ちょくルートというのは、一言で言えば、仕事を探している求職者と、人が採用できなくて困っている企業を、「直接結びつける」仕組みのこと。

山田くん
直接結びつける?

片岡先輩
そう。これまでは、求職者と企業の間には、常に求人媒体があったよな。サイズや掲載期間に応じて掲載料を払い、採用情報を一般公開するというやり方だ。

山田くん
ええ。フリーペーパーなのかWebメディアなのか、あるいは新聞広告なのかっていう違いはあっても、普通はそういうやり方をしますよね。

片岡先輩
もちろん、その手法で採用成功している場合は問題ない。ただ、山田の会社みたいに、常に求人広告を打っているのに成果が上がっていない場合は、ちょくルートを使った採用を検討してもいいと思う。

山田くん
ちょくルートって、その、自社サイトで採用するっていう……

片岡先輩
そう。イメージ的にはこんな感じだ。

山田くん
なるほど。求人媒体を通さず、求職者と直接つながる。……いや、図の意味はわかりますけど、要するに「それができれば苦労しない」って話でしょ?

片岡先輩
もちろんそうだ。だが、実際「ちょくルート」を導入した企業の多くが、応募数増加、採用コスト削減、求める人物像の採用、採用後の定着率UPといった効果を実感している。

山田くん
ふうん。でも、一体どうやってそんな効果を出すんです?

片岡先輩
大きくわけると2つの柱がある。1つは、「オウンドメディアの構築」だ。

山田くん
オウンドメディア?

片岡先輩
簡単に言えば、自社採用サイトや採用ランディングページなど、目的に特化したメディアのことさ。まず、募集要項や仕事のやりがいなどを発信するためのメディアを作っていくわけだ。山田の会社のように、既に自社採用サイトが存在する場合はそれをベースに作っていくこともあるし、イチから企画して形にしていく場合もある。

山田くん
ふうん。でも、普通のサイトとオウンドメディアって何が違うんです?

片岡先輩
定義は様々だけど、「特定のことについて積極的に発信をするサイト」をオウンドメディアと呼ぶことが多いかな。「積極的な発信」というのがキーワードだ。世の中には、作ったら作りっぱなしで全然更新されてないサイトも多くあるだろ?

山田くん
ああ、確かに。コーポレートサイトなんかは特に、何年も更新されてないってことがザラにありますよね。でも、逆に言えば、しっかり発信できるならコーポレートサイトでもいいってことですか?

片岡先輩
もちろん、それでOKの場合もある。だけど、欲しいターゲットがコーポレートサイトの雰囲気と違う場合もあるし、コーポレートサイトで採用に関する情報を大々的にPRすべきかどうか、という問題もある。だから基本的に、採用のためのオウンドメディアはコーポレートサイトとは別に持つべきだと思うね。

山田くん
なるほど、ちょっとわかってきました。でもそれなら、従来の求人媒体でもいいわけじゃないですか。あれはあれで、採用に特化したメディア、なわけでしょ。それをわざわざわ自社サイトでやるメリットはあるんですか?

片岡先輩
そうだな、わかりやすいところで言うと、掲載料はかからないし掲載期間も決まってないってことかな。自社運営のサイトだから、サーバー代だけ払えばいつまでも掲載が可能だ。それに、文字数の制限もなければレイアウトも自由だから、自分たちの表現したいように表現できる。

山田くん
ああ、掲載費がかからないなんて最高ですね! ……でも、さっきも言いましたけど、どれだけいいものを作ったところで、ページを見てもらえなきゃ意味がないでしょ? そもそも求人媒体に僕らが出稿するのは、そこに求職者が集まっているからなわけですよ。

片岡先輩
そう、そこでもう一つの柱、「プロモーションの最適化」の登場だ。

山田くん
プロモーションの最適化?

片岡先輩
ちょくルートが最終的に目指すのは、広告費をかけずに自社サイトで採用できる状態だ。でも、それを実現するのは簡単じゃない。山田の言うように、「求職者に見てもらえる」状態をまず作る必要がある。

山田くん
ですよね。それをどうやるかって話です。

片岡先輩
その方法を教える前に、ちょっと質問。山田がたとえばどこかに出張に行ったとするよな。仕事を終えて、さあどこかで一杯やってホテルに帰ろうと思ったとする。

山田くん
ああ、はいはい。営業時代はよくあったシチュエーションです。

片岡先輩
でも、山田はその土地をよく知らないわけだ。どこにどんな店があるか知らない。そういう時、例えばうまい居酒屋を探すとしたらどうする?

山田くん
そりゃ、スマホ使って検索でしょうねえ。

片岡先輩
そうだよな。今の時代、皆そうだ。「わからないことがあれば検索しよう」が当たり前になった。「名古屋 居酒屋 オススメ」とか、「福岡 焼き鳥 人気」とか、自分の好きなキーワードを入れて検索すれば、Google先生が何でも教えてくれる。

山田くん
確かにそうですけど、それが何か?

片岡先輩
仕事探しでも、全く同じことが起きているんだよ。検索サイトを立ち上げて、求人媒体の名前を検索して、求人媒体のトップページに行って、その上でどこのエリアで、どんな職種で、給与はいくら以上、というような希望に合う仕事を探す。こういう手順を踏まず、パッとスマホを取り出して、「神奈川 製造 高時給」のようなキーワードをいきなりGoogle検索する人が増えているってことだ。この動きは、求人情報に特化したIndeedが出てきてさらに加速した。

山田くん
あ、Indeedって、最近よくCMやってる……

片岡先輩
そう。そのIndeedやGoogle・Yahooのリスティング広告などを絡めて、オウンドメディア(自社採用サイト)をプロモーションしていくんだ。つまり、Google検索で仕事探しをしている人たちを対象に、広告を打っていくということ。まあこのあたりは後でじっくり説明するけど。

山田くん
なるほど……自由なフォーマットで存分に表現できる自社採用サイト
を用意して、それをIndeedなどを使ってPRしていくと。

片岡先輩
そう、そのサービスを「ちょくルート」と言う。

山田くん
ちょくルート……そうか、求人媒体を通さず求職者と直接コンタクトするから、ちょくルート。少しわかってきました。でも、疑問が色々と……

片岡先輩
OK、じゃあ今度は山田からの質問に答えていくよ。

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