ちょくルート Magazine

  • 2018/05/09
  • ちょくマガ編集部

第1回 ちょくルート採用を実践してみよう「そもそもちょくルートって何?」

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scene:003 「就職活動もスマホ、が当たり前の時代」

先輩の話をきちんと理解できたわけではないけれど、「ちょくルート」が今までにない新しい採用手法であることはわかってきました。GoogleやIndeedなどの固有名詞が出てきたことで、リアルさも増していきます。山田くんは追加のビールを頼むのも忘れ、いつもの優しげな笑顔を浮かべた片岡先輩に質問を続けます。

山田くん
そもそもの話、仕事探しってそんなにライトな感じになっているんですか? 僕らの時代、就職活動をスマホでやるなんて考えられなかったですけど。

片岡先輩
現状、スマホとパソコンで比較すると、7:3、場合によっては8:2というデータもある(※)。スマホでの就職活動はもう、当たり前のことなんだよ。それにな、パソコンからスマホになったからといって、求職者の心情が別にライトになってるわけじゃない。ただ使用するデバイスが変わったと言うだけなんだよ。

山田くん
そういうもんなんですかね。人事担当の立場からすると、「スマホで応募? やる気ある?」なんて思っちゃうけどなあ。

片岡先輩
それはお前の頭が古いよ(笑)。俺たちだって、上の年代の人からは「今どきの若者はパソコンなんかで就職活動をする。けしからん」って言われたじゃないか。

山田くん
ああ、そういやそうでしたね。

片岡先輩
とにかく、アルバイトやパートはもちろん、中途採用も新卒も、世の中は明らかにスマホでの求職活動・応募が当たり前になってきている。まあ、Webデザイナーとかエンジニアとか、普段からパソコンを使う職種の募集については、まだパソコンの方が多かったりするけどね。それでも、世の中の流れは確実にスマホ。ここはまず押さえておくべきポイントだ。

山田くん
わかりました。でも先輩、いわゆる大手求人媒体だって、スマホ版があるじゃないですか。アプリが出てたりもするし。ああいうのでいいんじゃないですか?

片岡先輩
そうだな、確かに各社、スマホへの対応が進んでる。実際、アプリ経由での応募も増えているよ。さっきも言ったけど、それでうまくいっている場合は全然問題ない。ただ、まあ、否定するわけではないんだが、「ちょくルート」の方がよりニッチなターゲットに訴求できる、というのはある。

山田くん
ニッチなターゲット? なんですそれ。

片岡先輩
求人メディアって、皆だいたい同じ作りになっているよな。一番上にあるのは、検索窓だ。職種とか地域とか、あるいは働き方とか、自分の求める条件を指定して、「検索」ってやるわけだ。

山田くん
ああ、はいはい。そうですよね。

片岡先輩
そうすると、条件に合致した求人広告が一覧化して並ぶわけだ。つまり、求職者はその中からさらに選ぶ必要がある。

山田くん
ええ。それの何がおかしいんです?

片岡先輩
つまり、「自分にドンピシャ」な求人広告が一発で見つかるわけではないということなんだ。また、求人媒体は基本的に原稿サイズとかオプションをたくさんつけている会社が上に表示されるようになっているから、1件目から10件目まで、全部同じ企業の別支店がズラッと並んだりする。

山田くん
ああ、それわかります。大手さんがいい場所を占領してて、僕らの原稿は3ページ目とか4ページ目とかになっちゃうんですよ。

片岡先輩
そう、だから、もしかしたら山田の会社がその求職者に最も合っているかもしれないのに、それを見つける前に別の求人広告に捕まってしまう。要するに、よくある給与や待遇、場所といった条件検索では、自分の本当に求めている求人原稿が探しづらいという現実があるわけ。

山田くん
なるほど……。いやでも先輩、フリーワード検索ってあるじゃないですか。あれでもっと細かく条件を入れればいいんじゃないですか?

片岡先輩
そうだね。普通の条件検索よりは、より具体的な検索ができるだろうね。そこで2つ目のポイントだけど、「求職者は、複数の媒体を使いたい」という点。

山田くん
複数の媒体?

片岡先輩
そう。今の求職者って、以前にも増して「失敗したくない」という思いが強いんだよ。ブラック企業とか、残業代の未払いとか、過労死とか、最近そういう話題も多いしね。そこで強くなるのが、「たくさんの情報の中から自分で選びたい」という感覚だ。だから複数の媒体を見比べるわけ。他の媒体にもっといい広告がないか、それをしっかり確かめてから応募するんだ。

山田くん
なるほど……。でも、大変じゃないんですかね、複数の媒体を見比べるって。

片岡先輩
そうだな、大変だよな。求職者だって、できれば効率的に探したい。……そこで、思い出さないか? 今の時代、俺たちにはものすごく便利なツールがあるじゃないか。

山田くん
え? ツールですか。……えーと。

片岡先輩
Googleだよ。検索サイトで検索すれば、媒体横断的に求人広告が探せる。

山田くん
あ。

片岡先輩
そして、Google検索の求人広告版とも言うべきIndeedがここで力を発揮する。Indeedを一言で言えば、要するに「求人情報に特化したGoogle」だからね。

山田くん
はー、なるほど。

片岡先輩
結果、そういう意味でも求職者は検索サイトで直接検索する方向に流れつつある。既存の求人媒体の条件検索より詳細な条件設定ができるし、かつ、媒体横断的に求人広告が探せるわけ。そういう状況だとすれば、求人広告を出す側としては、むしろ「検索サイトからの流入に強い状態」を作るべきだと思わないか?

山田くん
うーむ、確かに。それが先輩の言ってた「ちょくルート」ってやつなんですか。

片岡先輩
そう、その中の一つの柱、「プロモーションの最適化」というのがそれだ。

山田くん
ああ、なるほど。プロモーションの最適化って、要は「検索サイトからの流入に強い状態を作る」ってことなんですね。

片岡先輩
その通り!

山田くん
うーん、でも先輩。やっぱり僕、既存の求人媒体は出しといた方がいいと思うんですけど。

片岡先輩
それはなぜ?

山田くん
いや、だって、これまでずっとそうしてきたわけですし……。

片岡先輩
なるほど。じゃあ次は、そのあたりについて考えてみようか。

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