ちょくルート Magazine

  • 2018/06/04
  • ちょくマガ編集部 濵上

派遣業界団体の設立経験者が教える!パート派遣求人を探す主婦を採用するための極意

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派遣求人に応募する求職者の属性を理解し、さらにどのターゲットにどのメッセージを伝えるべきかまで考えられている求人はまだまだ少なく、採用結果が芳しくない派遣会社を見てきました。
派遣求人への応募を確実に採るためにも、これからは「会社目線」ではなく、「求職者目線」で求人を発信することが必要不可欠です。

製造請負・派遣の業界団体を立ち上げ、さらにこれまでの派遣業界での自身の経験を踏まえ、今回は求人ターゲットとする具体的なペルソナを作りと、その応募者に対し「何を伝えるべきなのか」を考えていきたいと思います。

求人ターゲットを考える!主婦のペルソナの場合

それでは、今回は主婦のパート派遣求人の応募者として具体的なペルソナを例にとり、考えていきたいと思います。
主婦といっても様々な属性がありますが、今回は子供の有無でカテゴリーを分けてみましょう!
単純に求人ターゲットを「主婦」としペルソナを設定しても、伝えるべき情報は全く違ってきます。
そのため、主婦でもさらに「どのような主婦なのか」を分類して詳細にペルソナを定義すると、それぞれタイプの求職者ごとに、適切な魅力を伝えることができ、応募率を格段に向上させることができるのです。

例えば、年齢と子供の有無に着目してペルソナを作り、それを整理をすると下記の表となります。

パート派遣求人に応募する主婦の属性一覧

いかがでしょうか。「主婦」にもいろんなタイプがいますが、一覧表にしてみると整理され、求人広告で訴えるべき内容が思い浮かんできませんか?
この表では分かりやすくするために「年齢」と「子供の有無」を軸にしましたが、「性格」「離婚の有無」「扶養控除希望の有無」「職場までの距離」などなど、どんな軸でも構わないと思います。

それでは次に、上記で分けたAタイプ~Dタイプごとに、パート派遣に応募する主婦ペルソナの詳細設定をしていきましょう!

求人ターゲット [A] のペルソナ

① 30歳女性 = 体力は標準程度
② 結婚し、夫の転勤も重なり、以前の仕事を退職。
③ まだ子供はいないが将来は欲しいと考えており、正社員を選ぶと子供ができにくそうだからパートの仕事を探している。
④ 直接雇用に比べて時給の高い派遣にしようか迷っているが、扶養の範囲内で働きたい
⑤ 面接で、既婚子供なしと言うと、もっと働けないの? 子供ができたら仕事を辞めるの? とプレッシャーをかけられ、積極的に面接に行きたくない。。。
⑥ 夫の休日に合わせて休みたいから、土日祝休を希望しているが、それでは面接で落とされる可能性があり、我慢することを考えている
⑦ 希望職種、通勤、時給など、トータルで好条件の職場にしたいが、全ての希望条件がそろわない
⑧ 求人広告に時間応相談とあったので、希望を伝えるとフルタイムのみと言われ、求人広告を信じられない

求人ターゲット [B] のペルソナ

① 32歳、子供がまだ小さく、専業主婦
② 自由に使える小遣いはない。
③ 現状、夫の収入のみで生活費を支えており、子供の保育料もそこから支出
④ 子供がまだ小さいので病気も多く、急な欠勤もありうる
⑤ 少しでも家計の足しに、育児と家事との両立をしながらパートで働きたい
⑥ 早出や残業は対応できない

求人ターゲット [C] のペルソナ

① 45歳、子供は中高生で高校や大学の受験前
② 子供が成長するにつれ、食費や塾代がかかりお金が足りない
③ 仕事と家事と両立したいが、体力的にフルタイムは難しい
④ 仕事のブランクあり
⑤ 50歳近くになるとパート探しは意外と難しい
⑥ 新たな人間関係を構築することに不安がある

求人ターゲット [D] のペルソナ

① 53歳、子供は大学を卒業し就職をした
➁ 時間に余裕ができ、外に出た方が気分転換にもなり、働こうと思った。時間の融通は重視していない。
③ 仕事に年齢制限はないかが不安
④ 年齢による体力の衰えを感じ始めているので、無理せずコツコツ長く働きたい
⑤ 20代後半に結婚してすぐに家庭に入ったので、仕事について、浦島太郎で社会経験も少ないため、今どきの仕事のスキルに乏しく、できる職種が限られると不安。
⑥ 面接についても、久しぶりなので緊張している
⑦ 今さら気苦労はしたくなく、同僚とうまくやっていけるかは不安
⑧ 派遣なら正社員に比べ仕事にあまり責任を負うこともなく、都合があれば休みやすく、家事とも両立できると考えている。
⑨ 老後の資金を貯めなければならないが、夫婦二人だけの生活なのでで、ガツガツ働かなくても夫に任せるつもり。

このように同じ主婦でも置かれている状況は異なり、求める条件、妥協できる条件も異なることが分かります。当然私たちとしては求職者に応募を促すため、異なる状況を理解した上で求人情報として伝えるべき内容が変わってくるのです。

それでは次に、タイプ別に「何を」伝えるべきかを考えてみましょう!

最適な求人キーワードとは~タイプAの場合~

最適な求人キーワードとは~タイプBの場合~

最適な求人キーワードとは~タイプCの場合~

最適な求人キーワードとは~タイプDの場合~

いかがでしょう。応募者となるペルソナを明確にすると、自然と伝えるべきことが決まってくることを実感いただけましたでしょうか?

しかし、ここで注意すべきは「せっかく設定したペルソナが採用市場にいない」ことです。あまりにも細かく絞るのではなく、ペルソナがある程度固まってきたら、採用市場にその様な人がいるのかは、意識をしておいてください。
ペルソナによって、求人ターゲットを意識した募集広告を沢山作成し、その成果を分析しながら、PDCAを廻して改善していくことが、応募される原稿を作る近道となるでしょう。

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