ちょくルート Magazine

  • 2018/06/05
  • ちょくマガ編集部 星野

応募が来ないのは原稿のせい?本当は違うのに、ブラック企業だと思われてしまう求人原稿の特徴3つ

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「求人原稿は一生懸命書いたし、実際うちの会社は社員の人柄も良いし給与だって平均よりずっと高い、まさにホワイト企業。この原稿で絶対に応募が来るはず!」
でもちょっと待ってください。その求人原稿、イマドキ求職者に「ブラック企業っぽい」という印象を与えてしまっているかもしれません・・・!

「この企業、もしかしてブラックかも?」と思われて良い事は何もない

当然ですが、ブラック企業なのでは?と誤解されるメリットはありません。求職者から応募されにくくなりますし、誤解や推測から根も葉もない悪い噂を立てられてしまう可能性すらあります。特に求職者は時間コストの面から、「少しでもブラックっぽく見える会社は応募しない」と決めている方も沢山居ます。
知らず知らずのうちに求人でやりがちなポイントをしっかり把握し、『脱・ブラック企業風求人原稿』を目指しましょう!

①給与欄が「応相談」としか記載されていない

たまに見かけますが、月給はきちんと記載しましょう。人間は収入が無いと生きていけないので、給与欄はかなり重要です。
「たしかにうちの求人原稿も応相談とは書いてあるけど、年収例とか記載してあれば良いでしょ?」と思われる担当の方もいらっしゃるかとは思いますが、月給を記載していない企業は十中八九「訳あり企業」だと思われてしまうので、まずその年収例を信じて貰えません。結果、応募者獲得に繋がらないといった事態に発展してしまう可能性がありますので、避けた方がいいでしょう。

②やたらと「努力」「感謝」「情熱」「根性」などのキーワードが出てくる

PR文章の中で、「努力」「根性」「情熱」「感謝」などのキーワードを頻繁に使用してしまうのはNGです。
「でも根性が無いと仕事なんか絶対に出来ないし、うちの会社は努力が出来る奴しか採らないよ!周りに感謝する事だって人間として大切な事だろう?」

ごもっともです。ですが、人間は感情で動く生き物である事をお忘れなく。努力するのは『周りの人間と一緒に努力したい』と思うからで、感謝をするのも『周りの人間の頑張りや優しさ』に触れるからです。
つまり感謝や努力は完全に環境依存であり、その会社で働いている社員の人間性やコミュニケーションの取り方を知らない状態の求職者達に「努力」「根性」「情熱」「感謝」を求めてしまうのは悪手であると言えるでしょう。

例えばですが、お見合いした相手が初対面で「家事は分担!共働き!子供は三人欲しい!どんなに忙しくても週に三日は一緒に晩ごはん!挙式は神前式で新婚旅行先はサントリーニ島!」なんて言ってきたら引いてしまいますよね。私だったらドン引きしてその場で急用が出来た事にして帰ります。

とは言え、先述したキーワード群は、意図を目的をもって使う場合はもちろんアリです。
多用さえしなければ、素敵な企業である事のアピールになるので、用法用量を守って使用しましょう。

③同じ内容の求人をたくさん載せている

アルバイトや派遣社員の募集をしている会社にありがちです。
「人目につくために沢山求人出さなきゃ!」という気持ちは分かりますが、やっている事はスパムメールと同じで他の企業や求職者に迷惑なのでやめましょう。人材の定着しない企業だと思われてしまう上、Indeedなどの求人検索エンジンを使用して仕事を探している求職者からも、嫌な印象を持たれてしまいます。
どうしてもある程度の数の求人を出したい!という場合は、掲載する求人媒体の特徴に合わせて、サムネイル画像を変更したり原稿の内容を書き分けましょう。

おまけ:最近感心した求人広告

先日、都内某所でこんな広告を見かけました。

この潔さ、凄くないですか?
見て分かる通り、恐らく男性向けナイトワークの求人広告です。
求職者に対してこのくらい分かりやすくメリットを提示している求人広告って、実はそう無いのではないでしょうか。
もちろん情報量が少なく、上記のような広告だけで採用には至らないかもしれませんが、「何この身も蓋も無い広告?」という興味から検索してもらえる可能性は充分にあります。上記広告を出している会社は、似たり寄ったりの同業他社が乱立するエリアで確実に他社との差別化に成功していると言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
今の20代〜30代の若者達はかなり慎重です。彼らは気になった求人原稿のメリット・デメリットを徹底的に洗い出し、その中から自分にとってのメリットが上回った求人原稿にのみ応募をします。(大手求人媒体の一括応募ボタンで一度に多数の企業に応募をする求職者もそこそこ居るようですが・・・)
昨今は会社名を隠してしまえばどの求人原稿も同じに見えがちですので、ぜひ「自分の会社の求人原稿にピンときてもらうにはどんな文章でアピールすれば良いのか?」を考えて原稿を書いて頂ければ幸いです。

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