ちょくルート Magazine

  • 2018/06/14
  • ちょくマガ編集部 株式会社アドヴァンテージ 代表取締役 中野尚範

離職率をたった1%減らせば、会社の売上は数百億円規模で変わる

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採用は単純に「人が採れればOK」と捉えていませんか?
新人のフォローにまで目を向ける必要があるのは、その先の会社の売上にダイレクトに影響があるからです。
採用人数だけにとらわれていると、経営を圧迫する危険があるからこそ、
入社後のフォローや定着率に目を向ける必要があるのです。

雇用側のフォローが足りない

当社では採用サポートを行っており、お客様に人材派遣会社もいらっしゃいます。
そこで担当者からお困りの声を直接耳にするのですが、派遣社員は辞める人が非常に多いんですね。
その理由の一つとして、雇用者側のフォローがないことがあります。
例えば、一般事務の派遣であれば、知らないオフィスに一人だけ派遣されるという状況になります。
もちろん、これは本人も承知していることとはいえ、雇用者からのフォローがないまま、長期で働くのは意外と難しいのです。
人間関係が希薄になりがちな、軽作業系の派遣や請負でも同じことが言えます。

派遣が辞めないために、派遣会社がすべきフォローは簡単

とはいえ、難しいフォローが必要になるわけではありません。
「仕事の調子はどう?」
「何か困ったことはない?」
など、声をかけてあげるだけでいいのです。

声をかけられた方は
「特に問題はありません」
「今のところは大丈夫です」
など大抵は順調に業務を進めている返答があると思いますが、それでいいのです。

言われた本人からは孤独感が消え、仕事ぶりを見てもらえている張り合いも出ますので
絶えず、マメな声かけを行うべきでしょう。

1人の採用にかかるコストは10万円~20万円

例えば、ある人材派遣会社では毎月約1000人が長期の仕事を始めますが、
その4分の1、250人(25%)は1ヶ月のうちに辞めてしまいます。
その後、2ヶ月目でまた100人(10%)が減ってしまい、4ヶ月目までにだいたい半分は辞めてしまいます。
人材派遣会社にとって、どれだけ大きな損失であることがお分かりになるでしょうか。

人を採用するためには広告費や面接のための人件費、オフィス代といったコストがかかりますよね。
この金額が職種にもよりますが、一人当たり約10万~20万円かかります。

しかし、人材派遣会社が人材1人採用することによって儲けられる金額は、月に4~5万円程度です。そうなると、最低でも半年勤務してもらえなければ、採用のコストが赤字になります。
1人が半年以上勤務してくれて、初めて儲けを出すことができるのです。

長く会社で活躍してくれる人が、人材会社の利益を支えていること、そういう人がいないと会社の経営がない立たないことがよく分かりますよね。

入社後のフォローができるかできないかで、会社の業績に雲泥の差がでてきます。
離職率をたった1%減らせただけでも、会社の売上が数十億円~数百億円規模で変わってくるのです。
派遣社員自身も、長く働ける環境があることで、安定した職場と収入というメリットを得ることになりますから、双方が満足できる結果となります。離職率が高いという会社は、自社のフォロー体制を見直してみてはいかがでしょうか。

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