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  • 2018/06/20
  • ちょくマガ編集部

第5回 ちょくルート採用を実践してみよう「自社採用サイトを作ろう」

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<ちょくマガ編集部より>
このコンテンツは、本来ならば専任スタッフのサポートのもと進める「ちょくルート採用」を、ここをご覧になっている企業様ご自身で実践してもらおう!という目的で書かれたものです。「ちょくルートとは何なのか」ということから、ちょくルートを実践するための準備、チーム構成および必要なスキル・知識、集客のためのIndeed活用などを、人事担当の山田くんとその先輩の片岡さんの対話形式でフランクにご説明いたします。新たな採用手法を探している経営者様、既存の求人媒体でなかなか効果が上がらず困っている人事担当者様、ダイレクトリクルーティングに興味のある方まで、幅広い皆さんに役立つ記事になっています。ぜひお楽しみください!

第1回 ちょくルート採用を実践してみよう「そもそもちょくルートって何?」

第2回 ちょくルート採用を実践してみよう「どんな求人広告を出すべきなのか」

第3回 ちょくルート採用を実践してみよう「自社採用サイトを運営するためのチーム構成」(前編)

第4回 ちょくルート採用を実践してみよう「自社採用サイトを運営するためのチーム構成」(後編)

★本記事★第5回 ちょくルート採用を実践してみよう「自社採用サイトを作ろう」


<登場人物>
①山田くん
某製造メーカー勤務の社会人4年目。前任の退職を機に人事担当になったが、応募も採用もうまく行かず困っている。

②片岡先輩
あたらしい採用手法「ちょくルート」を扱うベテラン営業マン。山田くんの大学の先輩。

scene:016 「採用計画を立てよう」

前回、ちょくルートを実践するためのチーム編成までについて学んだ山田くん。次はいよいよこのチームを動かして自社採用サイトを構築・運用していくフェーズです。片岡先輩のおかげで、採用担当としても少し自信が出てきた山田くん。今日は先輩オススメだという落ち着いた居酒屋にやって来ました。

山田くん この店、なんかいい雰囲気ですね。静かだし、料理もおいしそう。


片岡先輩 そうなんだよ。俺も先輩に連れてきてもらってからのファンでさ。


山田くん ! うわ、ビール自体うまいっすね。


片岡先輩 ふふ。そうなんだよ、ここのは北海道のクラフトビールだからね。


山田くん 感動です。うーん、幸せ。


片岡先輩 それで、前回はどこまで話したんだっけ?


山田くん ちょくルートを運営するためのチーム構成について、ですね。


片岡先輩 そうだったね。で、山田の会社でチームを作ることはできそう?


山田くん ええ。けっこう上司が面白がってくれて、なんとか集められそうです。半年くらい前に入った新人がWebプロモーションをやってたことがあるらしくて、そこもクリアしました。


片岡先輩 おお、よかったじゃないか。具体的に進んでるようで安心したよ。

山田くん ええ、とは言っても、まだ顔合わせをした程度ですけど。


片岡先輩 よし、じゃあ今日はその先を教えてあげなきゃな。


山田くん その先というと、チームの体勢が作れた後、何をしていくかってことですよね。確かにそこがまだ曖昧でよくわからないんですよね。まずは何から始めたらいいんです?


片岡先輩 そうだな、まずは「採用計画」を立てることだ。


山田くん 採用計画、ですか。採用担当してると、よく聞く言葉ではありますね。でも具体的にどういうことかって、実はあまりわからないかも。


片岡先輩 いや、まあそんなに難しく考えることはないんだ。まずは過去の実績をしっかり可視化することだ。


山田くん 可視化。


片岡先輩 そう。例えば去年の実績。去年は求人にいくらお金を使ったのか。それに対して応募は何件来て、面接を何件やって、そして何人採用できたのか。そういうことを、何となくじゃなくてしっかり数値化してまとめてみる。


山田くん なるほど。


片岡先輩 例えば、これはうちのクライアントの例だけど……


山田くん え、クライアントの情報おしえてくれるんですか?


片岡先輩 まさか。社名とかの情報は伏せるよ。数値だけメモってきたんだ。……ええと、ここは去年一年間で約500万円を求人に使って、63名を採用した。パートの採用単価は約6万円で、社員の採用単価は40万円だったと。ここまでは大丈夫だよな。

山田くん ええ、イメージできます。


片岡先輩 うん。まずはこういう風に実績を可視化して、その上で計画を立てていくわけだ。「去年こうだったから、今年こうしよう」ということだね。


山田くん ああ……意外とそこ、ちゃんとできてなかったかもしれない。


片岡先輩 そうなんだよ、意外とね。で、ちょくルートの話に戻るけど、要は「今年の予算」を決めるときに、そのうちどれくらいの金額をちょくルートに使うか、というのを決めたいわけだ。


山田くん はいはい、なるほど。でも、金額ってどうやって決めればいいんです?


片岡先輩 採用人数で考えるとわかりやすい。つまり、今年も60名程度を採用したいとして、そのうち何人をちょくルートで採用するか、ということだ。


山田くん ああ、なるほど。


片岡先輩 たとえばこのクライアントの場合、500万円のうち370万円をパートの採用に使っていた。で、俺たちはそこに対して提案をしたんだけど、この370万円のうち320万円をちょくルートの予算にしましょう、それでパートさん49人を採用しましょうと。


山田くん うわ、なんか具体的ですね……


片岡先輩 実績をしっかり出せていれば、数値は計算で出てくるだろ?


山田くん でも、すごいですね。370万円のうち320万円をちょくルートに割くってことは、求人広告には50万円しか使わないってことでしょう?


片岡先輩 そう。とは言え、ちょくルートにたくさん予算を割いてほしいからこんな提案をしてるわけじゃなくてね。


山田くん え? 違うんですか。


片岡先輩 違うよ(笑)。前も言ったけど、求人媒体で望んだ効果が出てるなら、ちょくルートを無理にやらなくてもいいんだよ。あくまでこれは、求人媒体で効果が出てない会社に対する打ち手だ。で、このクライアントは、まさにそういう状況だった。


山田くん 求人媒体で、効果が出てなかったと。

片岡先輩 そう。出稿したうちの半分以上が無駄打ちという状況だったんだ。費用対効果がとても悪かった。


山田くん なるほど。


片岡先輩 だから、シンプルに言うと、「効果がないものにまたお金をかけるのって、バカですよね」ってこと。


山田くん うわ、先輩ひどい。バカって。


片岡先輩 いや、もちろんそんな言い方はしてないよ(笑)。でも、あんまり賢いやり方じゃないよねっていう。だから、前回失敗した部分はもうやめて、新しいチャレンジ、つまりちょくルートを試してみましょうよ、っていう提案。


山田くん なるほど。でも、最初から「ちょくルートで何名採用しましょう」なんて、具体的に話をするんですね。そこまで約束しちゃって大丈夫なんですか。


片岡先輩 いや、もちろん採用するしないは会社の判断だし、採用人数まで俺たちが確約することはできないよ。ただ、これまでの事例を見ることで、ある程度の応募数は想定できるってこと。


山田くん これが先輩の言ってた「採用計画」ってことですか。


片岡先輩 そうそう。過去の実績を出した上で、これからの予算の使い方を決めるということだね。


山田くん 採用計画はだいたい1年単位で決めるものですか?


片岡先輩 いや、もっと短くても構わない。3ヶ月とかでも、OK。むしろそういう会社の方が多いかな。なかには1ヶ月単位で立てるところもあるよ。……まあいずれにせよ、採用に関する計画を立てて、それをチーム内でしっかり共有する、というのが第一ステップになるだろうね。

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