ちょくルート Magazine

  • 2018/07/18
  • ちょくマガ編集部

応募数260%アップが叶う自社採用サイトのリニューアル方法4つ~プライムアースEVエナジー社の事例

このエントリーをはてなブックマークに追加
「自社採用サイトは作ってみたものの、そこから応募がない・・」
せっかくサイトにアクセスがあっても、離脱している可能性はありませんか?
実は応募ファーストでサイトが作られていない可能性があります。応募ファーストとはどのようなアプローチなのか、また実際に行った改善についてある企業の例をみていきましょう。

プライムアースEVエナジー株式会社
□■企業データ■□
本社所在地   静岡県
従業員数   3649名(2018年4月)
事業内容   PEV・HEV用ニッケル水素蓄電池、リチウムイオン電池、BMSの開発・製造・販売

求人原稿における『応募ファースト』とは?

応募ファーストとはその名の通り、自社採用サイトに記載されているコンテンツやその配置が、すべて応募に繋がるかという目線で考えられていることです。
採用側は、コンテンツを埋めるということに目が向きがちですが、求職者側からすると、知りたい内容とはズレていたり、もっと深く知りたい内容が記載されていなかったりすることが多々あります。その両者のギャップが結果として、応募に繋がらない事態となってしまうのです。では実際に応募ファーストで、採用サイトをリニューアルした企業の実例を見ていきましょう。

①応募フォームに各求人原稿から飛べる導線にする

リニューアル前の採用サイトでは、各求人内容詳細ページを見てから応募するためには一度別ページに遷移しないと応募フォームにたどり着けない仕様となっていました。
応募フォームが求人原稿ページに存在しない場合、先入観から「現在、この求人は募集していない」と判断し、そのページから離脱してしまうユーザーがいることも想定され、応募機会の損失にも繋がります。そのため、リニューアルの際にはどの求人原稿からもフォームに遷移できるようにして、ユーザーが自然に応募できるような設計をしました。

②応募のハードルを下げるために

リニューアル前の採用サイトでは応募フォームの項目自体が多く、せっかく応募フォームまでたどり着いたユーザーに離脱されてしまっている可能性がありました。
応募画面に来た求職者全員が応募を完了させるわけではありません。何らかの理由でページを離脱してしまう可能性を極力減らし、まずは応募をしてもらうことが第一と心得ましょう。フォームの項目を氏名と連絡先のみとしてしまうなど、ハードルを極限まで下げている企業もありますね。

あまりにもフォームの項目が複雑だと、ユーザーからすれば間違えてしまう可能性も高く、エラー画面から戻って直そうと思ったら入力していたはずのものまで消えてしまい、最初から入力し直さなければならない・・・なんてこともあります。ユーザー心理としては当然面倒と思い、離脱してしまう可能性がかなり高くなってしまいます。
フォームに滞在する時間はなるべく短くし、スムーズな応募に繋がっているかを意識しましょう。

また、リニューアル前のフローでは企業指定のフォーマットでの履歴書の提出を必須としていましたが、キャリア採用の場合、履歴書などは事前に用意し複数の企業に送付している可能性が高いと考えられます。指定のフォーマットでの記入が必要となると、一からそのフォーマットに合わせ書き直さなければならなくなるため、フロー自体の見直しを行い履歴書のフォーマットは自由とすることで応募のハードルを下げました。

③応募したくなる原稿に変更する

元々職種ごとに原稿は用意し必要最低限の情報は記載されていましたが、その他の求人媒体に掲載されている原稿のほうが情報の充実度が高く、魅力的なものとなっていました。
そのため、様々な媒体に掲載されている情報を参考にリニューアル時に全ての原稿の内容を拡充させました。

求人原稿内には業務内容のほかに魅力を記載、業界の将来性についてアピールしたり、先輩のメッセージを記載するなど、仕事の魅力・やりがいを多方面からアピールできるように変更しました。

また、実際に働く部署の雰囲気がわかるような記事の掲載、さらにその地域の特色や住みやすさを発信するコンテンツも用意するなど、安心して応募してもらうための情報を拡充させ、全てのコンテンツを応募者ファーストの考えの元に設置しました。

④自社採用サイトのスマートフォン環境への最適化

2018年現在スマートフォンの普及が進み、WEBの閲覧の7割以上はスマートフォンとも言われています。求人サイトにも当然その傾向はあり、自社採用サイトのスマートフォン環境への最適化は急務と言えます。
リニューアル前の段階ではGoogleが推奨する『モバイルフレンドリー化』が行われておらず、PCで閲覧した際と同じデザインが表示されていました。スマホの画面で見ると文字が小さかったり、タップ領域が狭いなど、ユーザーが情報を適切に獲得しづらくなってしまっている状況を変えるため、PCとスマホでの表示を切り替えることで、ユーザーが違和感無く原稿やコンテンツを閲覧出来、応募まで結びつきやすいような設計を行いました。

また、今年に入りGoogleではモバイルファーストインデックスという対応が進み、現在サイトの評価軸についてはモバイル用サイトが優先されています。自然検索での検索順位にも大きく影響する箇所になりますので、多くのユーザーの獲得を目指すのであれば対応は必須でしょう。

尚、採用サイトの運用を行う際にはPCとスマホで別々に更新を行わなければならない場合、日々の更新にストレスを感じてしまいますので、管理画面で情報を更新するとPCページ・スマホページのどちらにも反映がされるCMSなどを利用すると便利ですね。

まとめ

プライムアースEVエナジー社では会社規模や待遇面、周辺環境や仕事の内容など非常に魅力的な部分が多いのにも関わらず、リニューアル前のサイトではそれを求職者に伝えきれていないという課題がありました。
今回のリニューアルでは上記のような施策を行い、わずか半年で約140以上の応募を獲得することに成功!これは広告費を一切かけていない中での成果であり、それを考えると非常に高いパフォーマンスと言えるでしょう。
ハイブリット車用電池市場で世界トップシェアを誇る同社のブランド力もあり、コーポレートサイトからの流入とIndeedのオーガニック枠(無料枠)への掲載のみで、定期的な応募を獲得することができるようになりました。現在自社採用サイト経由では広告費0円で4名の採用に成功しています。

自社採用サイトの中身は全て応募ファーストとなっていますか?
求人広告は修正の度に追加費用が発生する場合もありますが、自社採用サイトでは自分たちで考えていくらでも色々な施策を行うことができます。自社の魅力を求職者に最大限伝え、いい人材に出会えるような改善を繰り返していくことがとても重要です。


プライムアースEVエナジー株式会社
□■企業データ■□
本社所在地   静岡県
従業員数   3649名(2018年4月)
事業内容   PEV・HEV用ニッケル水素蓄電池、リチウムイオン電池、BMSの開発・製造・販売

採用業界の最新情報をお届けします!

人気記事

もっと見る