ちょくルート Magazine

  • 2018/10/04
  • ちょくマガ編集部 小堀

GoogleのHR業界向けAI&機械学習「Google Cloud Talent Solution」を緊急解明

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。USハワイホノルル帰国子女TOEIC950の海外HRリサーチャー小堀です。
いつも海外HRのマニアックな記事を書いています。

自社採用サイト×Indeed活用が日本において必須の採用手法と定着した束の間、アメリカからは次の波、Google for Jobsが日本にやってくるのか注目が集まっています。

感度の高い経営者&採用担当者の皆様はGoogle for Jobsについてリサーチ真っ最中だと思われますが、恐らくリサーチ中に「Google Cloud Talent Solution(クラウドタレントソリューション)」というものを発見されたはずです。

今回は今だ日本において情報の少ないこの「Google Cloud Talent Solution」は「求人を多く掲載している求人サイト及び自社採用サイトほど、導入にメリットがある」と感想を抱きましたので、記事を書かせていただきます。

Cloud Talent Solution(クラウドタレントソリューション)とは

Cloud Talent Solutionとは、求人サイトとGoogleのAIを連携し、求職者のフリーワード求人検索をGoogleの機械学習で補助するシステムです。(見出し画像では検索ワードのスペルミスを補助し、検索結果を表示させています)


求職者の本当に欲しい求人を、AIの補助により最適な求人を提示することができ、マッチング率の向上を目指している様子です。


下記が、連携できる採用サイトになりそうです。
▼適応できる採用サイト
・企業の自社採用サイト
・派遣会社の自社採用サイト
・求人媒体などの求人サイト
・ATS(採用管理システム)
・求人掲示板

求人を掲載するおよそほぼ全てのサイトに対して、導入ができる様子です。

Googleが捉えたHR業界の課題

“求職者が「この仕事を探したい」と思って打ち込んだ検索ワードに対し、求人サイトは求職者の意図を汲んだ検索結果を表示しきれていない。”

どういうことか?

例として、求職者が求人サイト上にて「歯科助手」の仕事に就くために「歯科助手」という検索ワードで検索したとする。
この場合「歯科助手」の仕事の他に「営業」や「事務」も検索結果に表示されることがある。

なぜか?

全く別の仕事である「営業」と「事務」の募集要項に「歯科治療給付金」と記載されていた場合、こういうことが起こってしまうことがある。

求人サイトは「歯科助手」の「歯科」に関連する求人として、「事務職」の求人を提示してしまうことがあるのである。

加えて、スペルミスがあったりすると検索結果が一件も表示されなかったりする。
例)市価助手、鹿助手


なお、他にも

・企業の特殊用語の認識

・略語の認識
→PR = Public Relations(広報)

・雇用主の認識
→「YouTube」で検索すると、説明に「YouTube」を含む仕事ではなく、YouTube 社での仕事を返す

などもCloud Talent Solutionが補助してくれる様子です。

求人を多く掲載している求人サイトほど、検索ワードを打ち込んで検索する求職者は多くなります。

ゆえに、掲載数が多い求人サイトはCloud Talent Solutionの恩恵を受けやすいはずです。

導入する意味はある?

筆者は導入するメリットは有り、デメリットは無い、と考えます。

特にスペルミス(文字入力間違い)に対してAIが意図を理解し、その意図の求人を提示できるのはより求人原稿を見てもらえる確率は上がります。

スペルミスの他にも、業界専門用語も理解して検索結果に表示させるので、より求職者にとっては使い勝手が良いです。

見出し画像では「biz dev」と検索しています。「Bisiness Develpoment」の略語なのでしょうが、左の通常検索システムでは、システムが「biz dev」を理解できず、「Bisiness Develpoment」の求人は下から二番目のみです。

一方クラウドタレントソリューション導入検索では、この画像に表示された限りでは、全ての求人が「Bisiness Develpoment」と表示されています。

なお、Googleのサイトでは、下記の様なメリットがあると記載されています。


・求人の魅力が高まる
・応募率が増加する
・求職者への適職紹介率が増加する
・プロダクトやエンジニアリングのリソースが解放される

Cloud Talent Solutionの導入事例

既にCloud Talent Solutionを導入する企業もあります。

公式に発表されている2社の事例記事をまとめました。

 Cloud Talent Solutionを導入したジョンソンエンドジョンソンの事例 

 Cloud Talent Solutionを導入したキャリアビルダーの事例
 



まとめ

求人を多く掲載している求人サイトほど、求職者は求人検索の必要性が増し、求人検索を行います。なので、そういったサイトほどCloud Talent Solutionの導入はメリットを感じやすいでしょう。

逆に求人を多く掲載していない採用サイトは、1ページの求人一覧画面に全ての求人を表示させることができるので、導入にそこまでメリットは無いと考えます。

とはいえ、求職者目線に立った際、スマートフォンの狭い画面で1から10まで求人をスクロールして見るのは手間で面倒なので、やはりサイト内求人検索機能はあって困るものではなく、
Cloud Talent Solution導入に少なからずメリットはあります。

本記事をお読みいただいた方はGoogle for Jobsをお調べになっている最中にここへ辿り着いたのではないでしょうか。

本メディアの運営会社であるアドヴァンテージの 自社採用サイトASP「JOB!BASE」では、この度Google for Jobsに完全対応しました。(もちろんIndeedも対応済み)。

もう少し内容や、昨今の採用市場も絡めたお話を聞きたい。
そういったお声には、無料セミナーも開催していますで、お気軽にご参加いただければと思います。

自社採用サイト構築、Indeed、Google for Jobs、各種web広告などのお問い合わせは、コチラからいただければと思います。



株式会社アドヴァンテージ ディレクション 小堀慎平
アドヴァンテージにて過去は営業のテレアポからクロージング、WEBマーケティングはIndeed,Twitter,Facebook,リスティング広告を運用、広報としてTVではあさチャン!、さんまのホンマでっか!?TV、ノンストップ!へ、新聞では産経&毎日新聞などに自社商材を露出。
現在はGoogle for Jobs&Indeed完全対応の自社採用サイト構築ツール「JOB!BASE」の制作として、約2年で80サイトの構築を担当。

日本、中国上海、アメリカハワイで育った後、青山学院大学経済学部経済学科卒業


採用業界の最新情報をお届けします!

人気記事

もっと見る