ちょくルート Magazine

  • 2018/11/09
  • ちょくマガ編集部 田中

時間がない社長におすすめする、自走するインターン活用術

このエントリーをはてなブックマークに追加
「時間も人材もいまひとつ足りない…どうにか解決できないものか…」そんなことを考えたことはあるでしょうか?それらをまとめてインターンで解決してみましょう。

無いものねだりをインターンで解決!

社員に任せたい業務もあるが、本来の業務に支障が出てしまいかねない…。もっと人を雇いたいが、業務が激しく定着もしない…。こんな悩みを抱えたことはあるかと思います。

一時的にアルバイトなどで凌ぐことはせず、インターンによって人材を確保しつつ、将来への投資を図ってみるのは一つの考え方でしょう。

マニュアルの範囲内のみで一時的に働いてもらうよりも、マニュアルを踏まえたうえで創造的に働いてもらうほうが、より意欲的に業務を行うことができ、求職者として将来的に就職先の候補の一つとして考えることもできるようになります。

自覚をもって働いてもらうためにも、有給、可能であれば長期のインターンによって、人材を確保しつつ、人材に投資しながら、インターンを活用するメリットを考えてみましょう。

そもそもインターンとは?

インターンはインターンシップを略して呼称しており、主に学生が社会や企業を知り、体験していく制度を指します。学生はそれらを通じて自身の方向性を探り、一方で企業は採用に向けた広報活動の一貫としても捉えられています。内容についてもさまざまですが、主にその日程の長さで分けることができます。

①一日で終わるもの
主に説明会のように事業説明をしながら、簡単なワークを行うものです。複数回開催することで、多くの学生に企業の存在や業務を周知することが可能となります。一方で、一日のみという短さのため、行うことのできるワークにも限界があり、業務の実情をうまく反映できない場合があります。そのため、イメージと違うといった理由で、内定後にミスマッチが起こる可能性は高くなります。

②短期間(数日~数週間)
数日にわたって開催するため、実際の業務に近いプログラムを定め、学生にとって業務の体験でありながら、実践に近い感覚で行うことができます。開催するプログラムの設定や、応募者が殺到した場合の選考など、事前の準備に多少の手間がかかるとは思いますが、数日開催できるため、より学生の能力を見極める時間は増やすことができます。

③長期(数か月以上)
定まった期間が設けられることがなく、業務の一つの中に求職者を参画させます。企業側が求職者との間に交わすべき事項が遥かに増え、負担は増えます。しかし、マニュアルに沿うアルバイトとは異なり、より実践的に業務に取り組むことができます。人気を博しつつある「現場体験型インターンシップ」はこれにあたり、実際の業務との相性や社員との相性もより精度高く見極めることが可能となります。

現場体験型インターンシップについては、こちらの記事でも解説しています。
【2018年】人気の現場体験型インターンシップとは?

20代新卒・既卒が参加したい「現場体験型インターンシップ」の特徴

「現場体験型インターンシップ」では、アルバイトのようにマニュアルの業務を遂行するのではなく、マニュアルを踏まえたうえで創造的な仕事を用意することが推奨されます。

そして、この記事のタイトルにある「自走」とは、主に「組織の目的や目標の達成のために、課題を自身で設定し、解決できる」という意味で使われることが多いです。

こうした学生や求職者が望むインターンは、自身に裁量が与えられている、という実感を得ることができるインターンです。上司からの指示で働くだけではなく、求職者自身も提案しながら業務を遂行し、求職者と企業という関係ではないある程度フラットな環境を望みます。責任感を持って仕事ができることを、意気に感じて求職者のモチベーションを上げることができます。求職者に任せきりにせず、かといって従わせるだけでもない、そんなフラットな関係性を目指しましょう。

また、求職者にとっては実際の現場で行う業務に対して当然不安を抱えています。ただ求職者にインターンの業務を任せるだけでなく、そのフィードバックも行いましょう。行った業務に対して何が良かったのか、改善すべき点は何なのかを指摘できるようにしましょう。

そうしたフィードバックは求職者の成長につながるだけでなく、企業の人間にとってもプラスになることがあるかと思います。また、こうした成長を促すべく、ただ考えを教えるだけでなく、考え方を促すフィードバックを行うべきでしょう。業務を行う中で、答えはただ一つとは限りません。ベストな結果を導くため、もしくは新しい考え方を導けるようにするために、フィードバックを用いましょう。

企業にとってのメリット

①会社に新しい活気が生まれる
インターンの主な対象は学生であるため、参加者は20代を中心とした若者になります。社会人としては未熟ですが、そこが若者の特徴でもあり、若いからこその勢いを持っています。社内に停滞した雰囲気があるのであれば、若い人材を入れることで新しい勢いを取り入れ、他の社員にも活気をもたらすことが期待できます。

②求職者との接点を作れる
前述したように、多くの求職者に周知することができます。いまやスマートフォンによって世界との接点は無限に広がっているため、情報は溢れ、埋もれることが多々あります。自ら発信しない限りは接点を持つことはできません。より実践的なインターンを実施することによって、他社では経験できないような体験をしてもらい、その経験を広報することで求職者と接点を作り、将来的な人材の確保につなげましょう。

③業務の効率化・細分化を図れる
インターン生に任せたい業務を考える過程で、おのずと業務は細分化されていきます。インターン生に任せる業務、任せてみたい業務、任せられない業務と分けるうちに、インターンには組み込まずとも省略し、もしくは他の社員に任せることができる業務が見つかることもあるかと思います。インターンのためという本来の目的とは異なりますが、業務の見直しも図ることができる、という恩恵ももたらされます。

ここで注意したいのは、インターンに任せる仕事を雑用に寄りすぎないように配慮することです。参加者がインターンに参加するために時間を割いている、ということも考慮し、雑用で終わらせて不満を抱えさせるのではなく、参加者の自主性を発揮できるような業務を任せるべきでしょう。

求職者にとってのメリット

①社長の近くで働ける/会社の雰囲気を知れる
求職者が入社前に不安になるのは職場の雰囲気です。自身に合っている、活躍する姿を容易にイメージできる、バリバリ働ける環境である、求職者によって職場に求める環境は様々です。

面接を通じてのみの採用では、入社後にミスマッチが判明しかねません。ミスマッチを避けるべく、まずインターンを活用して職場の雰囲気を知り、そして社長の近くで働きながら社長の考え方を知り、この社長の下で働けるかどうかを判断することができます。マッチングという観点からの採用を、企業と求職者ともに図ることができます。

②業界の仕事の流れを理解できる/仕事を体験し、得られるスキル
面接の前に企業研究などは行いますが、事前の準備にも限界はあります。実際の仕事の流れを知ることで、自身の適性とのすり合わせをより具体的に図ることができるようになり、その後の就職活動にも活かすことができます。また、インターンを通じて自身に今までは無かったスキルを獲得し、その後の可能性を広げるきっかけにもなります。

インターンのあれこれ‐業務は?動機は?掲載は?‐

‐業務‐
主にどんなインターンがあるのでしょうか?前述したような「創造的な業務」という言葉でメディアや企画などを想像するかと思いますが、その他にもマーケティングなどの分析、販売を通じて計画を策定するなど、実際にインターンを行っている企業の業務は多岐にわたります。そのため、インターンに任せる業務としては、実際の業務に近いながらも、あくまでその一部である、といったものであれば、求職者や企業にとって負担は最小限になるでしょう。なんでも任せるのではなく、絞った業務を任せ、前述したフィードバックも行いやすくしましょう。

‐動機‐
求職者がインターンに参加する最初の動機は、業界研究や、内定後に自身の力不足が不安といったものまで、動機は様々です。そして、共通して求職者は実際の業務に近いものをインターンに求めていますが、完全な業務そのものを遂行するための能力が備わっていない場合が多いです。そのため、マーケティング、人事労務、Webメディアの編集やSNSの運営など、絞った業務を任せ、その中での成長を促していきましょう。

‐掲載‐
掲載する先については、大学にお願いすることも一つの手です。しかし、 Wantedly など今は採用専門のSNSやプラットフォームも存在しています。インターネットを活用できる人材が欲しいのであれば、こうしたメディアを活用していくことが不可欠となります。気軽に利用できることがメリットですが、自社サイトにも掲載することで、あえて自社サイトにアクセスしてくれる、より志望度の高い求職者も募ることも忘れてはなりません。自社サイトの構築も欠かさず行いましょう。

インターンを活用することで、業務の効率化を図れるだけでなく、マッチングの観点をより重視した採用も可能になります。人材が足りないからこそ、インターンを活用して将来的な人材の確保を図ってみてはいかがでしょうか。

採用業界の最新情報をお届けします!

人気記事

もっと見る