ちょくルート Magazine

  • 2018/12/06
  • ちょくマガ編集部 小堀

【入門編】Google for Jobsとは?動画と画像で完全解説

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1分で軽く読みたい方は、ここより先は禁止!

約4000字の、Google for Jobs初心者用のたっぷりレポートです!

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こんにちは。USハワイホノルル帰国子女TOEIC950の海外HRリサーチャー小堀です。
いつも海外HRのマニアックな記事を書いています。

Google for Jobsとは、求職者の就職活動のしやすさを突き詰めたサービスです。
このサービスに対応するため企業は
・現行自社採用サイトの対応
・対応自社採用サイトを新規構築
・対応の求人広告媒体を使用する

などを行う必要があります。

また、Google検索結果のオーガニックエリアがGoogle検索画面の下に追いやられることにより、リスティング広告の単価が上がることが予想されます。

以下、「そもそもGoogle for Jobsとは何なのか?」から日本の人材業界に与える影響予想まで、Google for Jobs初心者用に細かく解説させていただきます。

目次

・Google for Jobsとは
・なぜGoogle for Jobsが作られたか
・Google for Jobsにどうやってアクセスするの?
・Google for Jobsのサービスとしてのトップページはどこ?
・Google for Jobsは実際にどう動く?
・Google for Jobsは何ができる?
・Google for Jobsのメリット
・Google for Jobsに対応しないとどうなる?
・Google for JobsとIndeedの違い
・Google for JobsでHR業界はどう変わる
・Google for Jobs対応としてとりあえず何をすればいいか
・Google for Jobsに費用はかかるのか?
・Google for Jobsで広告は出せるのか?
・Google for Jobsで上位表示を狙うには
・まとめ

※本記事は日本テストマーケ版Google for Jobsを受けての記事になります。正式ローンチ版とは仕様が異なってくる可能性があることをご理解ください。


Google for Jobsとは

求職者がGoogle上で仕事検索を行った際、検索結果上部にGoogleがエンリッチリザルトの形で表示させるサービスになります。

画面最上部はリスティング広告エリアですが、その下に表示されるので多くのクリックが発生すると考えられています。

実際にどうGoogle上に表示されるかですが、見出し画像の通り、検索結果の順番に
①リスティング広告
②Google for Jobs
③オーガニック(Indeedが強い)
の順番になります。
※例外あり。

またGoogle for Jobsは機械学習によって強化されたGoogle求人検索機能でもあるので、Googleアカウントにログインしている求職者は、より最適な求人をGoogleが検索結果に提案します。


Google for Jobsは実際にどう動く?

文字と画像だけですとわかり辛いので、動画を見てみましょう。
Google検索から応募までの流れを実際に操作してみました。

シンプルなUIでとても使い勝手が良いです。

シンプルなUIですとIndeedが浮かびますが、Indeedのシンプルさが受け入れられた以上、Google for Jobsも日本ユーザーに受け入れられるはずです。


なぜGoogle for Jobsが作られたか

目的として、オンライン求人検索をよりシンプルにわかりやすく簡単に、そして就職活動全体の時間削減の実現を目指しているそうです。

GoogleのCEOであるSunder Pichai氏の言葉では「better connect employers and job seekers-雇用者と求職者とより良く結びつける-」とあります。


Google for Jobsにどうやってアクセスするの?

Google検索にて
・職種
・地名
・求人or採用
などの検索ワードを入れて検索すると、出てきます。
例)マーケティング、渋谷、求人など。

検索ワードの例はこちらをご覧ください
https://chokumaga.jp/article/10003367


「リクナビ」のような検索ワードだけでもGoogle for Jobsは出てくることがあります。理由として、Googleの機械学習が「この求職者は求人を探している」と判断するため、Google for Jobsを表示させます。

日本版はまだ正式リリースになっていないので、アメリカのGoogleにアクセスし、
「New York sales job」など検索すると表示されるはずです。
↓アメリカのGoogle検索画面
https://www.google.com/?gl=us&hl=en&pws=0&gws_rd=cr



USのGoogleにアクセスし、Google for Jobsの実装を確認する方法は以下で解説しています。

【Google for Jobs】アクセスの仕方、見方を解説



Google for Jobsのサービスとしてのトップページはどこ?

ありません。しかし、将来的に提供されると予想しております。
現状は、

「営業+渋谷+求人」

などの検索ワードを入力して、Google for Jobsに入るしか手法はありません。
しかし、似たようなGoogleの検索ツールとして

「Google Flights」

があります。
ほぼ同じUIの先行サービスがこういった形のトップページになっていますので、将来的にこのような形のトップページになることが予想されます。(本セクションの見出し画像です)



トップページがないGoogle for Jobsにどうやって入ることができる?詳しく知りたい方はこちらで紹介しています。




Google for Jobsは何ができる?

・検索絞り込み機能(業種、地域、投稿日、雇用形態、企業)
・アラート機能(エンジニア+渋谷などの条件を登録し、新しい求人が発生したら通知アラートが飛ぶ)※日本テスト版では未実装
・求人ブックマーク機能
・企業レビュー欄
→各レビューサイトの評価をGoogle for Jobs上でまとめて確認できます。
のようなことができます。

今回は

「検索絞り込み機能」

の動画を作成してみましたので、ぜひ動画をご覧になって体感してください。

他の機能はこちらの動画記事にて詳しく動画にしましたので、ご覧ください。

また、機械学習されたデータを基に、求職者に取ってマッチすると考えられる求人を優先的に表示させます。
つまり、企業が出している求人に対し、よりマッチした求職者が応募してくる可能性があります。

求職者サイドから見れば、就職活動の最初期に色々な求人サイトを見て回る必要が無くなります。


Google for Jobsのメリット

▼企業側
より自社の求人にマッチした求人を、Googleが機械学習で求職者に届けてくれる
→各Googleアカウントの過去検索履歴などのデータも使用する

▼求職者側
検索の手間が省ける
・同一会社同一求人の場合、Google for Jobsでまとめて表示される。
例)株式会社Aが営業の求人を
①マイナビ転職
②DODA
③はたらいく
に掲載した場合、

Google for Jobs上で1求人として表示され、各求人への応募ボタンが表示されます。
※日本語テスト版はこの機能が上手くいっていないのか、別求人として表示されることもあります。


Google for Jobsに対応しないとどうなる?

求職者からの発見率が低くなります。
もし
・リスティング広告を出していない
・GFJに対応していない
・Indeed(Google検索結果オーガニックエリアに強い)に対応していない
全てを怠った場合、全てに対応している競合他社に売り手市場で少なくなっている求職者をごっそり取られていきます。

唯一の例外は、検索ワードに「企業名+求人(採用)」と打ち込まれる元々採用に強い企業のみです。

例)メルカリ+エンジニア+求人
amazon+エンジニア+求人

とはいえ、構えているだけで応募者が殺到しそうな採用に強いメルカリ社でさえ、しっかりIndeed広告を使用し人材採用を攻めに行っています。
https://seleck.cc/481


Google for JobsとIndeedの違い

見出し画像で表にまとめましたが、このような違いになります。

▼広告
Google for Jobs = 無い
Indeed = ある

▼検索フィルター
Google for Jobs = 充実
Indeed = シンプル

▼バラバラのサイトにある同一求人
Google for Jobs = 1つにまとめて表示させる
Indeed = バラバラに表示させる

▼求人を非公開にする
Google for Jobs = 原稿を非公開&GFJ対応スクリプトを外す
Indeed = 原稿を非公開に設定

Google for JobsでHR業界はどう変わる

▼業界
リスティング広告の重要性がより高まり単価高騰が予想されます。

画像の通り、オーガニックエリアがさらに下になり、今までIndeedが強かったエリアにGoogle for Jobsが割り込みます
Google for Jobsでは広告で上位表示する施策が今のところ存在しないので、検索上位エリアに広告を打ち出せるリスティング広告の単価の上昇が予想されます。

それと同時に、昨今高騰しつつあったIndeedの単価低下も予想されます。とはいえこれはIndeedを無視していいかとうわけではなく、以前オーガニックエリアをIndeedは占めているので、引き続きこちらでの対応も求められます。


▼企業レビューの一般化
Google for Jobsの求人原稿画面にて、レビューサイトの評価が表示されます。Googleの上位検索結果の求人にレビューがつくので、自社のレビューが白日のもとに晒されます。

今後、日本においても企業レビューの一般化は止められないでしょう。アメリカではこういった企業レビュー(Glassdoor、Indeedなど)が一般化しており、日本のIndeedでも最近レビュー機能が実装されました。Googleもアメリカの企業ですので、彼らが考える「求職者の便利さ」を追及すれば、当然日本でもレビュー機能を充実させるでしょう。

彼らの論理としては、「求職者は求人原稿を見たあとレビューサイトで評判をチェックするのだから、そのレビューサイトを探す手間を省いてあげよう。Google for Jobsの求人原稿上のレビューも載せてしまえば、求職者は助かるよね」です。

なので今後の採用では、自社採用サイトにて自社の良いところのみならず至らないところも公開していく企業が信用を得て、応募を勝ち取って行きます。レビューサイトで書かれているような不評すら自社の課題と認めて全世界に公開できる企業ほど、度量があると判断され、結果信用を獲得し応募に繋がるからです。


Google for Jobs対応としてとりあえず何をすればいいか

①既存の自社採用サイトをGoogle for Jobs対応させる
②新たに自社採用サイトを構築する
③Google for Jobs対応の求人サイトに広告を出す

目下急ぐ対応としては、上記3つ対応方法があります。

長い目で見ると、
・待遇向上
・正確な労働時間管理
・ハラスメント撲滅
などを行うと、企業レビューが上がるので求職者の応募ハードルが下がり、応募に繋がります。


Google for Jobsに費用はかかるのか?

無料です。
ただ、対応するには
①既存の自社採用サイトをGoogle for Jobs対応させる
②新たに自社採用サイトを構築する
③Google for Jobs対応の求人サイトに広告を出す

の3パターンが有ります。

Google for Jobs対応の自社採用サイトを安価で構築したい方はコチラの記事を

Google for Jobs対応の求人サイトに広告出稿をお考えの方はコチラの記事を





Google for Jobsで広告は出せるのか?

現状出せません。将来的に出す可能性あり



Google for Jobsで上位表示を狙うには

現状は広告機能が無いので不可能になります。
とはいえ、Googleの「ユーザーが求める情報を提供する」を考えると、
求人原稿をしっかり書き、求人の鮮度が高いと、上位表示される可能性は考えられます。


まとめ

Google for Jobsとは、求職者の就職活動のしやすさを突き詰めたサービスです。
このサービスに対応するため企業はGoogle for Jobs対応として
・現行自社採用サイトの対応
・対応自社採用サイトを新規構築
・対応の求人広告媒体を使用する

などを目下行う必要があります。

また、オーガニックエリアがGoogle検索画面の下に追いやられることにより、リスティング広告の単価が上がることが予想されます。


合わせて読みたい

◇Google for Jobsについて
【Google for Jobs】日本でのテスト実装開始。実装状況を画像で流し読み確認
https://chokumaga.jp/article/10003367

【使ってみた】動画で学ぶGoogle for Jobs
https://chokumaga.jp/article/10003384



◇Google for Jobs対応ツール
【6ツール】Google for Jobs対応の採用サイト制作ツールまとめ
https://chokumaga.jp/article/10003380

【10サイト】Google for Jobs対応の求人サイトまとめ -正社員採用転職編-
https://chokumaga.jp/article/10003376

【5サイト】Google for Jobs対応の求人サイトまとめ -パート・アルバイト編-
https://chokumaga.jp/article/10003374

【5サイト】Google for Jobs対応の求人サイトまとめ -派遣求人サイト編-
https://chokumaga.jp/article/10003377

【6サイト】Google for Jobs対応の求人サイトまとめ -IT/web業界転職サイト編-
https://chokumaga.jp/article/10003378

【SNS版】Google for Jobs対応の求人SNSまとめ -求人機能付きSNS編-
https://chokumaga.jp/article/10003379



◇Google for Jobs関連情報
【Hire by Google】Google for jobs連携しているGoogle Hireについて徹底解説
https://chokumaga.jp/article/10003328

GoogleのHR業界向けAI&機械学習「Google Cloud Talent Solution」を緊急解明
https://chokumaga.jp/article/10003337


本メディアの運営会社であるアドヴァンテージの 自社採用サイトASP「JOB!BASE」では、この度Google for Jobsに完全対応しました。(もちろんIndeedも対応済み)。

もう少し内容や、昨今の採用市場も絡めたお話を聞きたい。
そういったお声には、無料セミナーも開催していますで、お気軽にご参加いただければと思います。

自社採用サイト構築、Indeed、Google for Jobs、各種web広告などのお問い合わせは、コチラからいただければと思います。


株式会社アドヴァンテージ ディレクション 小堀慎平
アドヴァンテージにて過去は営業のテレアポからクロージング、WEBマーケティングはIndeed,Twitter,Facebook,リスティング広告を運用、広報としてTVではあさチャン!、さんまのホンマでっか!?TV、ノンストップ!へ、新聞では産経&毎日新聞などに自社商材を露出。現在はGoogle for Jobs&Indeed完全対応の自社採用サイト構築ツール「JOB!BASE」の制作として、約2年で80サイトの構築を担当。
日本、中国上海、アメリカハワイで育った後、青山学院大学経済学部経済学科卒業

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