ちょくルート Magazine

  • 2018/12/07
  • ちょくマガ編集部 小堀

【Indeed】オーガニックから派遣求人が消える@US&カナダ

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こんにちは。USハワイホノルル帰国子女TOEIC950の海外HRリサーチャー小堀です。
いつも海外HRのマニアックな記事を書いています。

2019年1月7日をもって、アメリカとカナダではIndeed上のオーガニックエリアから派遣求人が除外されるそうです。

今までIndeedのオーガニックエリアに表示されていた派遣求人は、Indeedが定める求人クオリティを満たない求人が多く求職者からクレームが多発していて、派遣求人を除外することの方がIndeedユーザーのためになるという判断らしいです。(※派遣求人でも広告枠は引き続き利用できる)

以下、Indeed公式ブログIndeedの公式サイトから訳させていただきました。

本記事は2018年12月7日(金)に書かれた記事になります。

Indeedからの新ポリシー発表※2018年12月7日時点

以下、Indeed公式サイトのポリシーから読めます(英語です)

参照元:Policy - Recruitment-Based Companies

Policy: As of October 25th, 2018, Indeed is no longer accepting requests for Organic visibility from new recruitment-based company clients or from existing clients currently required to sponsor jobs for visibility.

As of January 7th, 2019, all recruitment-based companies and accounts in the United States and Canada will be required to sponsor their jobs in order to receive visibility on Indeed.

以下、訳させていただきました。

"2018年10月25日よりIndeedはrecruitment-based company(人材派遣会社、人材スカウト会社、ヘッドハンター)から受けた求人のオーガニック表示リクエストを受け付けていません。既存のクライアント(Indeedの検索結果に表示させるために広告を使用している)も含めます。

2019年1月7日、USとカナダにある全てのrecruitment-based company(人材派遣会社、人材スカウト会社、ヘッドハンター)とアカウントは、Indeedの検索結果に表示させるためには広告を使用が必要になります。"


つまり、

アメリカとカナダの人材派遣会社の求人は2019年1月7日から
・オーガニックに表示されない
・表示するには広告枠の活用が必須


ということです。


Indeedの検索クオリティを満たさない派遣求人

以下、Indeed公式ブログにて読めます。

参照元:Improving Indeed’s Search and Job Quality

Every year, Indeed investigates thousands of complaints from job seekers reporting poor quality jobs. Over time, our Search Quality team has identified a number of persistent problems with jobs from recruitment-based companies, including high rates of duplication, reposting, location blasting and inaccurate job descriptions.

Because of this, as of January 7, 2019, jobs sent to Indeed sites in the US and Canada from recruitment-based companies will no longer be eligible for inclusion in organic search results. They will, however, continue to be eligible for promotion as sponsored jobs.

以下訳になります。

"Indeedは毎年、求職者からの寄せられる千を超える苦情「Indeedのオーガニックに表示される低品質な求人情報」について調査している。

ゆっくり時間をかけて、私たちIndeedのSearch Quality team(検索クオリティチーム)は、
頻発に起こる人材派遣会社の求人に関連するいくつもの問題を明らかにした。
これら問題は
Duplicate Content(重複案件)
Reposting(再投稿)
Location Blasting(1原稿に複数の勤務地記載がある&実際の勤務が違う)
・不正確な求人内容
を含む。

これにより、2019年1月7日をもって、
USとカナダでは、
Indeedに送られる人材派遣会社からの派遣求人はIndeedの検索結果のオーガニックエリアに表示されなくなります。しかし、広告エリアへ出稿した場合、表示されます。"

つまり、アメリカとカナダの一部の派遣会社などは
求人原稿の重複投稿、再投稿、不正確な記述
をやめなかったため、特定の業態へ新ポリシーが作成され適用された


と察せられます。(あくまで察しです)


人材派遣会社だけが対象なのか?

Recruitment-Based Companies
というIndeed社独特の表現が原文にありますが、公式サイトの記述を見てみると
・人材スカウト会社
・人材派遣会社
・ヘッドハンター
が該当し、今回のポリシーの影響を受ける対象だそうです。


Indeedで仕事探しする人に最高の検索体験を提供するための変更

以下、Indeed公式ブログにて読めます。

参照元:Improving Indeed’s Search and Job Quality

Only showing high quality jobs remains a top priority for us, and we are constantly striving to balance the needs of job seekers with those of the organizations that recruit on Indeed. Analysis shows that impacted jobs represent approximately 5% of applies but just 2% of hires on Indeed. We believe this decision is in the best interest of the job seeker and will enhance their search experience.

以下訳です。

"高品質の求人(正確に、求職者が知りたい情報がしっかり書いてある)を検索結果に表示し求職者に届けるのがIndeedにおいては何より優先される。

分析によって、Indeed上においてこれらの派遣求人は約5%の応募があったがしかし約2%の採用にしか繋がっていなかった。
私たちIndeedはこれら派遣求人を削除するという決断が求職者の検索体験向上になると考えた。"

つまり、アメリカ&カナダのIndeedオーガニック検索に表示されていた派遣など案件は
・実際の勤務地が違うなど求人原稿が不正確な内容であったり
・実際にクリックしてもマッチングが上手くいかなかったり
という結果から、今回のポリシー変更になった模様です。


なおマッチングが上手くいっていない、に関してですが、
①業界全体のCTR、CVRと比較して低い
②Indeed内の正社員案件など他雇用形態と比較してCTR、CVRが低い
上記どちらなのかはIndeed公式サイトに記載が無いので、不明です。

※おそらく②です。


Indeedの新ポリシーは「仕事探しの利便性向上」のため

Indeedは「求職者が最高の仕事探しができる」を突き詰めてサービスを日々改善しているそうです。

今回のポリシー変更ですが、何も
「派遣の求人案件が求職者のためにならない」
とIndeed社が言っているわけではありません。


×派遣の求人は求職者のためにならないから、オーガニックから除外する

○派遣会社、スカウト会社、ヘッドハンターからの求人をオーガニックから除外する。
(アメリカとカナダの)

です。

大きく違います。


さらに、派遣会社が悪いのか?というとそれも違います

×派遣会社がIndeedに出す求人が求職者のためになっていない

○アメリカとカナダのいくつかの派遣会社、スカウト会社、ヘッドハンターがIndeedに送る求人の求人クオリティが、Indeed社が定める求人クオリティに対し、達していない

です。


まとめ

Indeedの企業レビュー機能や「職種+地域」の平均給与情報などの機能はUSで先行実装され、日本版Indeedにも実装されました。

日本において実際にどういうデータがあるかをIndeed社は公表していないですが、
Indeed社が考える
・派遣求人、スカウト会社、ヘッドハンター案件の低いマッチング率
に対し、日本のデータが同じもしくは下回る場合、日本でも今後同じポリシーが適用される可能性は高いでしょう。

また、アメリカとカナダと同じように、クレームが多発した場合も、になります。


合わせて読みたい

初か?Indeedが検索結果に「掲載しない」明確な基準を新たに発表
https://chokumaga.jp/article/10003318

Indeedの次?今だ実態が見えない『Google for Jobs』とは
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本メディアの運営会社であるアドヴァンテージの 自社採用サイトASP「JOB!BASE」では、この度Google for Jobsに完全対応しました。(もちろんIndeedも対応済み)。

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株式会社アドヴァンテージ ディレクション 小堀慎平
アドヴァンテージにて過去は営業のテレアポからクロージング、WEBマーケティングはIndeed,Twitter,Facebook,リスティング広告を運用、広報としてTVではあさチャン!、さんまのホンマでっか!?TV、ノンストップ!へ、新聞では産経&毎日新聞などに自社商材を露出。現在はGoogle for Jobs&Indeed完全対応の自社採用サイト構築ツール「JOB!BASE」の制作として、約2年で80サイトの構築を担当。
日本、中国上海、アメリカハワイで育った後、青山学院大学経済学部経済学科卒業

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